分野別と年度別は時期に応じて使いこなすべし

宅建,過去問

ところで、「宅建試験対策」と名のつく過去問には、種類があるのをご存知でしょうか?
具体的には“分野別”と“年度別”の2種類ですが、受験生にとっては「どちらを用意すればいいか」は悩みどころだと思います。

 結論から言えば、宅建試験対策には分野別も年度別も両方必要です。「宅建の過去問を2種類も買うなんて、無駄じゃないの?」と思われるかもしれませんが、無駄どころかむしろいずれも必需品。ただし、それぞれを適切な時期に取り組めるよう、工夫しなければなりません。このページでは、宅建過去問集の正しい活用術について、解説したいと思います。

 まずは“分野別”の過去問ですが、これは学習の初期段階、つまりインプットと併用して使うことになります。「一単元終わるたびに過去問に取り組むべき」であることはすでにお話しした通りですが、その際、過去の出題が分野別に分かれていた方が断然やりやすいです。膨大な過去問の中でも、自分がその日に学習した範囲を限定しやすいですからね。また、分野別に分かれた過去問集をみていると、各年度で同様の論点が切り口を変えて問われていることも明らかになります。宅建の過去問対策においては、こうした発見が重要論点の見定めにつながるのです。

 次に“年度別”の過去問集ですが、こちらはアウトプット期、特に直前対策で重宝します。本試験が迫ってくると、試験時間内での時間配分や解答の順序など、自分に合った取り組み方を決めていく必要があります。その際の練習素材として、実際の出題形式に沿った年度別の過去問が役に立つのです。取り組む際には、もちろん環境や時間も本番さながらに整え、緊張感を持って臨むのが効果的。こうした訓練ができていないと、いざ本番でアタフタすることになってしまいます。

 このように、宅建の過去問対策においては、“分野別”と“年度別”の使い分けが不可欠です。ぜひ両方を揃えて、正しく活用してくださいね!



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