学習を“習慣化”できるかどうか、がカギ

宅建,過去問

これまでお話ししてきたとおり、宅建試験合格に「過去問」はもはやなくてはならないツールであることは間違いありません。
しかしながら、いくら過去問を学習の中心にすべきとはいえ、ただやみくもに、いわば自己流の取り組み方で確かな実力が身につくのかといえば、決してそうとは言えないでしょう。例えば、「直前期から一気に取り組むべき」という受験生がいる一方で、「いいや、過去問は学習の初期段階から取り入れるべきだ」といった声もあります。また、ネット上では「過去問よりインプットを重視」「とにかく過去問から入れば知識はついてくる」等、相反する学習法が紹介されているために、かえって受験生の混乱を招くケースもあるのではないでしょうか。
ここでは、宅建試験対策上、過去問をどのように活用すべきかをテーマに、アドバイスしていきたいと思います。

 まず、宅建試験合格を目指す上で重要なのは、「なるべく早い段階から過去問に取り組むこと」です。具体的には、「一単元が終わるたびにその範囲について過去問の出題を確認する」「こまめに解く」といった姿勢でいること。「あとでまとめて・・・」と思っていると、いざ過去問を解く段階で知識がすっかり抜け落ちていることがありますから、結局インプットのし直しが発生し、二度手間です。効率の良い取り組み方としては、知識を得るたびに過去問でどう問われているかをチェックするのが最も効果的であると言えましょう。

 とはいえ、「逐一過去問に取り組む」というのは、一見容易いように見えて、やろうとすると意外と大変です。おそらく大半の受験生が、ひと通りインプットしたらそれだけで満足してしまうでしょうから、無理もありません。毎日の宅建試験対策を「過去問まで」とすると、勉強自体のハードルが上がってしまうでしょう。

 そんな状況を打破すべく、解決策として挙げられるのが、ずばり「習慣化」です。一言でいえば、「あれこれ考える前にとにかくやってしまうこと」。インプットで一息つくのではなく、過去問演習までを当然の様にワンセットとしてしまうんです。慣れるまではなかなか大変ですし、それ以前に「そう出来るんだったら苦労していないよ」という突っ込みもあるかもしれませんが、結局のところ、「当たり前のようにこなす癖をつける」こと以外、打開策はないんですよね。これ、試験対策そのものについても同じことが言えるわけですが。

 というわけで、日々の宅建試験対策は「過去問まで」を基本に。これを当たり前にできれば、学習効率はぐんと向上するはずです!



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